西暦 月・日 出来事
1924年 7月 内村鑑三の呼びかけによる小国伝道はじまる
1934年 9月1日 鈴木弼美 基督教独立学校設立
1944年 6月12日 鈴木弼美 渡部弥一郎と共に戦争を拒否し、天皇を神としないため、治安維持法に違反するとして逮捕される(翌年2月まで)
1948年 4月26日 基督教独立学園高等学校設立(校長鈴木弼美、理事長政池仁)
1957年 3月31日 政池仁理事長辞任 鈴木弼美理事長兼任
1982年 11月9日 鈴木弼美理事長辞任 白崎吉郎理事長就任
1988年 4月9日 鈴木弼美名誉校長就任 武祐一郎校長就任
1995年 4月9日 助川暢校長就任
2000年 7月27日 小関充理事長就任
2005年 4月9日 鈴木孝二校長就任
2006年 10月1日 武祐一郎理事長就任
2008年 4月1日 安積力也校長就任
2011年 11月19日 大高全洋理事長就任
2015年 4月1日 山本精一校長就任

 創立者鈴木弼美(1899―1990)は山梨県に生まれ、東京帝国大学物理学科を1926年(大正15)に卒業し、大学在学中内村鑑三の門に入り(1924年)、キリスト教を学び、物理学の真理よりも信仰の真理の方がなお偉いことが分かり、聖書の研究を一生の仕事と考えるようになりました。
 内村鑑三が1924年(大正13)に伝道の必要なことを説き、「ぼくは以前(アメリカにいた頃)から行きたいと思っていたところがある。それは山形県の山奥の小国村というところで、ここならアメリカの宣教師も入った事はないだろうからここにしようと思った。とうとう今日まで行けなかった。もう一つ、それは岩手県の山地である。この夏休みに諸君のうちこれらの地方に行って伝道してくれる人はいないか」と集会の青年に呼びかけました。内村鑑三は、山形県小国地方は山に囲まれた別天地であり、上杉鷹山の領地でもあったので、ここに純粋のキリスト教を伝えたいと考えていました。この呼びかけにこたえ、政池仁(まさいけじん)、鈴木弼美、横山善之(よこやまよしゆき)らが毎年のように小国に夏の訪問伝道に来るようになりました。
 鈴木弼美は1933(昭8)年12月に転住し、翌年9月1日に基督教独立学校を創設し、午前は塾生と木工などの仕事をし、午後は勉強を教えました。鈴木弼美は1937(昭12)年より日華事変などのため6年間応召、さらに平和主義のため1944(昭19)年治安維持法被疑にて山形警察署監房に8ヶ月間拘置されました。この間、基督教独立学校は休校状態でした。
 1948(昭23)年学校制度が改編された時、新制の基督教独立学園高等学校として再発足しました。あまりにも小規模という理由で文部省は認可をしませんでしが、山形県知事村山道雄氏の尽力で、翌年に認可されました。文部省の危倶にもかかわらず、小さいが故に健全に歩み、今日の教育の荒廃の中にあって、受験準備教育を行わず、聖書を土台とした本当の人間教育を目ざして歩んで来ることが出来ました。
 2015年3月に65期生を送り出し、卒業生は1469名となりました。

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